梅雨と気象病
関西でも梅雨明けが近く感じられるようになりました。
6月27の台風3号が列島を通過した日、我が家の13歳の女の子(犬)ペペは、私が自宅に戻るとちょっと様子がおかしいのです。
目玉を大きく見開いて何かを訴えようとするのですが、その眼球が上下に動いていました。これは脳に何か起こっているのではないかと、慌てて獣医師さんに診てもらったところ、前庭神経炎との診断でステロイドと抗生物質の注射をお尻に、また食事を戻していましたので、首に吐き気止めの注射をしてもらい、しばらく通うように言われました。
眼球の上下の揺れ(眼振)は翌日には左右の揺れになり、4~5日のうちに改善しましたが、その後も首をかしげたり、何かこちらに訴えるような仕草はなくならずに10日ほど同じ状態が続いています。
前庭神経は、平衡感覚をつかさどる神経なので、異常が起きるとバランスが保てなくなります。脳の前庭で、感染や何らかの原因で炎症を起こし、強い吐き気やめまいを起こす病気と説明していただきました。
耳の奥には、「内耳」があって、カタツムリのような形をした蝸牛(かぎゅう)と三半規管が骨の中におさまっていて、三半規管には前庭神経がつながっています。人が三半規管によって身体の正確な位置情報を伝えてバランスをとっているように、犬もまた三半規管によって身体や頭の正しい位置情報を脳に伝達して、体の平衡感覚を保っています。
台風とか低気圧など、気象の変化で起こりやすい気象病で、高齢犬にも人間と同じような症状が起こるようです。ちょうど時を同じくして獣医先生の奥様も、強いめまいで起きれなかった事を、診察のたびにお話ししてくれました。
そしてこの時期、福原薬局にも
「ふわふわする」
「めまいがする」
「胃腸の調子が悪い」などの、
気象に関係する症状を訴えるお客様が多くいらっしゃいました。
気象病とは、発症のメカニズムの詳細は不明ですが、気圧や気温、湿度などの急激な変化に人体が対応しきれないことが原因で起こります。耳の鼓膜の奥には、気圧の変化を感じる「内耳」という器官があり、脳は、内耳から伝わった情報を基に、周囲の環境に体を順応させようとします。しかし、内耳のセンサーが敏感に反応しすぎると、わずかな気圧の変化でも脳に過剰な情報が伝わってしまいます。この結果、自律神経が乱れて、体に様々な変調が起きます。
頭痛は気圧の低下により、体の押される力が減り血管が拡張しやすくなるのが原因だそうです。
高齢犬と、気象状況が重なったとは言え、飼い主がこの子に大きなストレスを与えていたかとちょっと反省です。
10日程するとペペはすっかり元の元気を取り戻して、普段の生活が戻りました♪
福原薬局からのメッセージ
人は病気になった時や人生の岐路に立たされた時、
一番よい方法はなに?を考えて選択してます。
おそらく「こんな生き方をしたい」という原型を持ちながら、
それぞれにベストな選択をしているのだと思います。
健康は宝物です。
その健康を取り戻すため、また健康度アップのため
毎日の生活に漢方薬や自然薬を取り入れるお手伝いをしています。
貴女の楽しく、ハッピーな毎日を応援します♪
漢方の福原薬局 店舗のご案内
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