基礎代謝を知っておくことが大切です。
年末年始に食べ過ぎて太ってしまっても、基礎代謝を増やすことをすれば、やせやすくなりますから。
またやせるためには肝臓の働きを助けて、“活動代謝”を高める事も大切です。
12月は忘年会やクリスマスなど、仲間との食事会や飲み会が多くなります。
年末で太ってしまって・・・、その先にはお正月も待っています!
代謝とは食べたものを胃が消化する。
飲んだアルコールを肝臓が分解する。
髪や爪が伸びる。
カラダの中で起こるこのような化学反応のことです。
ところで、基礎代謝ってよく聞くけど何でしょうか?
◆基礎代謝は生命を維持するために体が活動し、生きてるだけで勝手にカロリーを消費することです。
人間が生物として生きていくうえで、最低限必要なエネルギーで、
誕生のあとは成長とともに増大し、10代後半でピークを迎えます。
その後は、年齢とともに減少します。
でも、運動によって筋肉量が増えれば、その分基礎代謝もアップします。
「脂肪が燃える身体」を目指す上で、重要な概念なのです。
わかりやすく言えば、自動車のエンジンみたいな感じです。
筋トレは大きなエンジンに積み替えるようなものなのです!!
そして1日の消費カロリーのうち、基礎代謝が約60%を占めます。
さらに代謝には大きく分けると基礎代謝と活動代謝の2種類があります。
一日でカロリーが消費される割合は基礎代謝60%、活動代謝30%、残りがその他の代謝となります。
◆活動代謝はスポーツしたり体を動かすことでカロリーを消費することです。
代謝が落ちると体にはさまざまな影響が起こってきます!!
深部体温が低下して、臓器の機能不全や免疫力の低下。
がんや糖尿病、脳卒中などの深刻な病気になるリスクが高まる可能性があるのです。
代謝を行う臓器は人間の体内で5つあって、働き具合のランキングは・・・
1位→ 筋肉 22%
2位→ 肝臓 21%
3位→ 脳 20%
4位→ 心臓 9%
5位→ 腎臓 8% となります。
特に肝臓は体内の巨大な工場のような役割を持っていて、食べすぎや飲みすぎにより負担をかけてしまいがちです。
肝臓にとって飲食からの糖質が入ってくることが負担になります。
肝臓に運ばれた糖分は中性脂肪として肝臓に蓄えられます。
つまり、肝臓の負担を軽減して、肝臓をしっかりケアしてあげることで、
代謝が下がるのを防ぐことができるのです。
活動代謝を上げるためには・・・
毎日の生活の中で軽めの運動をこまめに行うことが大切です。
特別な運動ではなく、家事などでちょこちょこと体を動かすことで
OKです!!
家事運動の中でも雑巾がけはオススメです!!
体の中で最も大きな筋肉がある足を使うので、活動代謝がよく上がると言われています。
肝臓の血液検査数値でALTやγ-GTPの数値が高くなっている場合も、
飲食の摂り方を工夫するだけで肝臓の数値が改善される例も多くあります。
肝臓を守って代謝を高めながら、
健康的に漢方ダイエットしましょう♪
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